令和3年7月9日、令和2年度未登記建物の表題登記促進事業として、平戸市役所田平支所庁舎を実施し、成果品の引渡式を行いました。
公益社団法人である当協会は、公益目的の自主事業として、平成23年から、未登記建物の表題登記促進事業10ヶ年計画を策定し、長崎県内の官公署が所有する未登記建物の中から、建物表題登記を実施しております。
当該事業はちょうど最終年度にあたり、その節目に、地域のランドマークである平戸市役所田平支所庁舎を実施いたしました。建物は曲線が伴う特殊形状でありましたが、平戸地区社員の日頃培った飲みニケーションの総合力で、調査・測量を行い、法務局の建物所在図に明示されました。
これをきっかけに、民間の建物表題等の一層の促進が図られ、空き家等対策への取り組みに繫がることが期待されます。
出席していただいた黒田 成彦 平戸市長からは、本事業が空き家等の課題の解決に貢献することに理解いただき、平戸地区社員が測量・登記を実施したことへの謝意を述べられました。
来年度から新たな未登記建物の表題登記促進事業10ヶ年計画を策定し、当協会の使命を果たすため、専門家集団として皆様のお役に立ちたいと考えております。
理事・平戸地区長 久原 克馬