令和6年7月26日 13時30分
波佐見町役場新庁舎内において、建物表題登記成果品引渡式を行い、波佐見町長 前川芳徳様へ登記完了済の関係書類一式を引き渡しました。
当協会は、県下の官公署建物について、令和3年度から第二次10ヶ年計画を策定し、計画的に表題登記を実施しております。
今回の建物表題登記は、県内各地域に在籍しております当協会の社員である土地家屋調査士の内、特に近隣地域で活動をしております社員数名により現地調査を行い、登記申請を行いました。
地域のランドマーク的な官公署の建物が法務局の建物所在図に明示されたことにより、土地と建物が一体的に視覚化され、国民の不動産取引や各種行政サービスの基盤地図として利用することが期待されます。
未登記の建物が登記された場合、登記される情報の中には建物の所在、構造、床面積、新築年月日、所有者等の正確な情報の登録が行われ、固定資産税に関する基礎の情報となります。
令和6年4月より相続登記の義務化が始まりましたことにより、民間の方々の土地・建物の「登記」に関する意識が高まってきておりますが、継続的に「登記」に関します情報を発信することにより空き家問題、所有者不明土地等の対策にもつながればと願っております。
私たちは土地、建物の公共嘱託登記業務を通じて登記行政のお手伝いをしておりますので、お気軽にご相談ください。
報告者:大村地区 幹事 高原 瑞